<困った姑>狭い我が家、姑から届いた物に「これは無理!」寝室の半分を占める"心苦しいモノ"とは!?

あなたには「良かれと思ってしてあげたのに、逆に相手を困らせてしまった……」という経験はありますか? たとえ善意からくる行為でも、場合によっては相手の負担になってしまうこともありますよね。今回は姑の善意で【あるモノ】を送り付けられてしまったエピソードを友人が聞かせてくれました!

都内の狭いアパートに暮らす一家

これは数年前、私が夫と生後半年の娘とともに都内の賃貸アパートで暮らしていた頃のエピソードです。

夫の通勤に便利だという理由で選んだそのアパートは1LDKで、まだ子どもが小さいとはいえ3人で暮らすには正直手狭でした。
しかし都内は家賃が高く、その時の私たちにはそれ以上の家賃を支払う余裕がなかったのです。

とはいえ、狭い部屋でも毎日それなりに楽しく、3人で幸せに暮らしていました。

ある日、姑から届いたものは……?

そんなある日のこと。私が娘と部屋にいると、宅配便が届きました。

ドアを開けると、宅配員の男性が2人がかりで巨大なダンボールを持っていたのでびっくり!
それも、1つではないようで、後ろには2個目、3個目のダンボールが控えています……。

何かの間違いでは?! と思いましたが、送り状を見ると確かに私宛てになっています。
そして、送り主は隣県に住む姑でした。

お義母さん、我が家には無理ですー!!(泣)

なんとか家に運び入れると、巨大なダンボールたちは寝室の半分ほどを占拠してしまいました。

改めて送り状を見ると、品名のところには「雛人形」という文字が。
もしかして……と思い開封してみると、中からは7段飾りの立派すぎる雛人形が出てきました!
もしこれを我が家に置いたら、寝る場所がなくなってしまいます。

雛人形を買いたいとは聞いていましたが、まさか何の相談もなしに突然送ってくるなんて。

慌てて姑に電話をして「お気持ちは嬉しいですが、我が家には大きすぎて無理です」と言いましたが、姑は「初孫なんだからそれくらいしてあげたいんだもの」「ちゃんとした雛人形がないとかわいそうよ!」と聞き入れてくれません。

相手の都合も考えて!

仕方なく、あとの対応は帰宅後の夫に任せることに。

幸い夫が機転を利かせて、姑に「じゃあ悪いけど送り返すからそっちで飾っておいてよ。ひな祭りに娘を連れて見に行くからさ」と言ってくれたので角が立たずに済みましたが、正直「こっちの都合も考えてよ……」と思ってしまった出来事でした。

まとめ

良かれと思ってしてくれているので心苦しいですが、現実的にスペースがないのに送ってこられても困ってしまいますよね……。事態が丸く収まってよかったです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの

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