ようやくの連敗ストップにトゥヘル監督が安堵… ミュラーも勝利の重要性を強調 「このような試合をものにできたのは大きい」

勝利への満足感を示したトゥヘル監督[写真:Getty Images]

バイエルンの久々の勝利をトーマス・トゥヘル監督らが振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

ブンデスリーガ前節のボーフム戦で逆転負けし、公式戦3連敗中のバイエルン。トゥヘル監督の今シーズン限りでの退任が決まった中、立て直しに向け、24日の第23節ライプツィヒ戦に臨んだ。

前半はゴールレスで終えるも、56分にイングランド代表FWハリー・ケインが左足でシュートを決めきり、バイエルンが先制。その後は一度追いつかれたが、80分に今度はケインがボレーシュートを叩き込み、公式戦の連敗をストップした。

トゥヘル監督は内容を振り返り、接戦ながらも勝ちきれたことが大きいとコメント。次節のフライブルク戦に繋がると語った。

「前半は非常に良いプレーをしたが、2点のリードを奪い損ねた。後半はライプツィヒのプレー強度が上がり、前半のようにスペースを埋めることができなくなり、状況が複雑になった」

「ライプツィヒがプレッシャーを強めた時にゴールを決めた。そして1-1になってからも良い反応を見せた。強い相手との接戦だったが、最終的には勝利に値した」

「互角の状況もあったが、全体的には非常に集中していた。良いパフォーマンスだった。この勝利は我々にとって良いことだし、フライブルク戦に向けた土台となるはずだ。我々は今、さらに上を目指さなければならない」

また、この試合で先発し、65分までプレーしたドイツ代表MFトーマス・ミュラーも勝利に言及。このタイミングでの白星の重要性を説いている。

「僕らは皆同じ船に乗っている。3連敗したし、簡単な週ではなかった。だから、ライプツィヒという手強い相手に勝てたことに満足している。このような試合をものにできたのは大きい」

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