衆院政倫審開催、26日に決定 15年ぶり、公開の是非焦点

上段左端から時計回りに、松野博一氏、高木毅氏、西村康稔氏、武田良太氏、塩谷立氏

 衆院政治倫理審査会は26日の幹事会で28、29両日の開催を決定する。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けたもので、開催は09年以来約15年ぶりとなる。与党は開催に応じることで24年度予算案審議を促進し、3月中の成立が確実となる週内の衆院通過を目指す。野党は政倫審の公開を要求。説明責任を果たさなければ採決には応じられないと対決姿勢を強める。与野党攻防は前半国会最大のヤマ場を迎える。

 政倫審への出席を申し出たのは、自民安倍派の松野博一前官房長官、高木毅前国対委員長、西村康稔前経済産業相、塩谷立元文部科学相、二階派の武田良太事務総長の計5人。両派は非公開での審査を求めている。

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