単独事故を起こした酒気帯び疑いの男 車2台に衝突し逃げた容疑で再逮捕 沖縄・宜野湾署

 車2台に衝突したが通報せずに現場から逃げたとして、宜野湾署は24日、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(事故不申告)の疑いで、与那原町の建設作業員の容疑者(21)を再逮捕した。調べに対し「何かにぶつかった記憶はあるが縁石だと思った」と話しているという。

 再逮捕容疑は13日午前8時15分ごろ、宜野湾市普天間2丁目の国道330号で、対向車線にはみ出し、走行中の宜野湾市の女性(38)と西原町の女性(48)の車に衝突した後、通報せずに逃げた疑い。うち1人が後に軽傷と判明した。

 署によると、容疑者は2台に衝突した後、現場から約2キロ先で電柱に衝突する単独事故も起こした。駆け付けた警察官が、容疑者の呼気から基準値の約5倍のアルコールを検知し、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕していた。

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