レアル指揮官、マドリード“帰還”が迫るS・ラモスに言及「彼は真のキャプテン」

レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督がリーグ戦について言及した。24日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

現在、ラ・リーガの首位を走る(第25節終了時点)レアル・マドリードは25日、第26節セビージャ戦をホームで迎える。同試合に関しては、今シーズンから18年ぶりにセビージャでプレーしており、かつてレアル・マドリードで数多くのタイトルを獲得してきた元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスの“帰還”にも注目が集まっている。

試合前の会見に臨んだアンチェロッティ監督は、かつて指揮官と選手として共に戦った同選手について「彼は明日に帰ってきて、(サンチャゴ・)ベルナベウでは伝説にふさわしい温かい歓迎を受けることだろう。真のキャプテンであり、クオリティ、パーソナリティ、キャラクターを備えている。私はこれまで(パオロ・)マルディーニや(ジョン・)テリーという、彼と同じような偉大なキャプテンに恵まれてきた」とコメントした。

また同試合に向けて、負傷からの戦列復帰が予想されるDFアントニオ・リュディガーの状態について問われると「彼は非常に元気で、先発出場も可能だ。オーレリアン・チュアメニが(センターバックとして)良い仕事をしているが、アントニオが復帰することで我々はより自信を取り戻すだろう」と言及。

残り13試合となったリーグ戦については「我々は数字を気にしていない。リーグタイトルに向けては全ての試合が非常に重要だ。80ポイントに達するのが早ければ早いほど、タイトル獲得に近づくだろう」と語り、静かに闘志を示している。

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