【阪急杯】松山「馬に感謝したい」ウインマーベルが激戦を制する

2月25日、阪神競馬場で行われたG3・阪急杯(芝1400m)は、1番人気のウインマーベルがゴール前の激戦を制覇して重賞3勝目をマークした。

阪急杯、勝利ジョッキーコメント
1着 ウインマーベル
松山弘平騎手
「すごい接戦だったんですけれども、勝ち切ってくれて、馬に感謝したいですね。1番という枠でスタートさえ決まれば、すごく良い枠だなと思ってましたし、しっかりスタートを出てくれたので、すごい良い形で逃げ馬の後ろを取ることが出来て、良いレース出来たなと思います。今日に関しては、枠も良かったですし、良い形で脚をためることができて、馬自身も能力ある馬ですし、最後もしっかり力を発揮してくれたっていうところだと思います。手応えは十分ありました。ただ、こういった重い馬場がそんなに得意な方ではないと思っていますので、開幕週の分、何とかこなしてはくれましたけれども、もっと切れていい馬だとは思うので、その中でもよく最後交わしてくれたなと思います。重賞連勝してますし、この勢いに乗って、もう1つ上の舞台でもしっかり結果を出せるように頑張りたいと思います」

レース結果、詳細は下記のとおり。

2月25日、阪神競馬場で行われた11R・阪急杯(G3・4歳上オープン・芝1400m)は、松山弘平騎乗の1番人気、ウインマーベル(牡5・美浦・深山雅史)が勝利した。ハナ差の2着に3番人気のアサカラキング(牡4・美浦・斎藤誠)、3着に9番人気のサンライズロナウド(牡5・栗東・安田隆行)が入った。勝ちタイムは1:21.2(重)。

2番人気でA.ルメートル騎乗、ダノンティンパニー(牡6・栗東・中内田充正)は、9着敗退。

3頭横並びの写真判定

1番人気のウインマーベルが僅かに差し切った。ゴール前では逃げるアサカラキングがしぶとく逃げ込みを図り、外からウインマーベル、サンライズロナウドが迫った。激しい追い比べの大激戦。アサカラキングが逃げ切ったと思われたが、クビの上げ下げで僅かにウインマーベルの鼻が届いていた。同馬は重賞3勝目。

ウインマーベル 21戦6勝
(牡5・美浦・深山雅史)
父:アイルハヴアナザー
母:コスモマーベラス
母父:フジキセキ
馬主:ウイン
生産者:コスモヴューファーム

【全着順】
1着 ウインマーベル 松山弘平
2着 アサカラキング 斎藤新
3着 サンライズロナウド 古川吉洋
4着 サトノレーヴ 小崎綾也
5着 ボルザコフスキー B.ムルザバエフ
6着 ルプリュフォール 岩田康誠
7着 ホープフルサイン 原優介
8着 カルロヴェローチェ 酒井学
9着 ダノンティンパニー A.ルメートル
10着 スマートクラージュ 池添謙一
11着 デュガ 松若風馬
12着 ワールドウインズ 角田大河
13着 メイショウチタン 藤岡康太
14着 サトノアイ 田口貫太
15着 タマモブラックタイ 角田大和
16着 エンペザー 高倉稜
17着 メイショウホシアイ 泉谷楓真
18着 カリボール 和田竜二

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