なでしこ「落ち着いて」第2戦へ サウジから帰国の途に

日本に向けた出発前に、取材に応じる池田監督=25日、ジッダ(共同)

 【ジッダ(サウジアラビア)共同】サッカーのパリ五輪アジア最終予選第1戦(24日)で北朝鮮と0―0で引き分けた女子日本代表「なでしこジャパン」の池田監督は25日、サウジアラビアのジッダで取材に応じ「同じ相手と戦う。日本選手の対応力の高さはプラスになる。落ち着いて試合に入りたい」と、第2戦(28日)に向けて意気込んだ。

 チームはジッダの宿舎で調整後、日本に向けて出発した。第2戦で勝った方が五輪出場権を獲得する。監督はアウェーで0―0の結果は悪くないとの認識を示した上で「後半が始まる」と言葉に力を込め、DF南(ローマ)は「緊張感のある試合になると思うが、いい雰囲気で臨めれば」と話した。

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