磨いた歌声高らかに キッザート発表会【北上】

声高らかに歌声を響かせるキッザートうたクラスの受講生ら

 北上市文化交流センターの子どもの舞台芸術体験事業キッザートうたクラスの発表会は24日、さくらホールfeat.ツガワで開かれ、子どもたちが音楽劇を通じ1年間磨いてきた歌と演技を表現した。

 2023年度は北上、奥州、盛岡の各市から幼児、小学生合わせて14人が受講。関東方面を拠点とするメゾ・ソプラノ歌手菅家奈津子さんとピアニストの御園生瞳さん、地元のピアニスト名須川明子さんを講師に月1回、歌や演技の指導を受けてきた。

 同日は受講生が音楽劇「白いぼうし」を上演し、受講生の母親もバックコーラスで出演。受講生はこれまでの稽古で培ってきた演技力を堂々と披露し、オリジナル曲を中心とする十数曲で息の合った歌声を響かせていた。

© 岩手日日新聞社