長谷川博己がダークで危険な人物に 『アンチヒーロー』ティザー映像&ビジュアル公開

長谷川博己が主演を務める4月期のTBS日曜劇場『アンチヒーロー』のビジュアルとティザー映像が公開された。

「殺人犯へ、あなたを無罪にして差し上げます。」というコピーとともに発表された本作。日本の刑事裁判での有罪率は99.9%と言われている。長谷川が演じる主人公は、残り0.01%に隠された「無罪の証拠」を探し依頼人を救う救世主のような人間ではない。たとえ、犯罪者である証拠が100%揃っていても無罪を勝ち取る、「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士であり、ヒーローとは言い難い、限りなくダークで危険な人物だ。

本作は「弁護士ドラマ」という枠組みを超え、長谷川演じるアンチヒーローを通して、視聴者に「正義とは果たして何なのか?」「世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?」を問いかける。日常のほんの少しのきっかけ、たとえば「電車に一本乗り遅れてしまった」「朝忘れ物をして取りに帰った」……たったそれだけのことで、正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう。まさにバタフライエフェクトのような、前代未聞の逆転パラドックスエンターテインメントが展開されていく。

公開されたビジュアルとティザー映像には、長谷川演じる主人公が冷徹な表情を浮かべ、瞳の奥に宿る危険な光が限りなくダークなキャラクターであることを彷彿とさせる姿が切り取られている。

(文=リアルサウンド編集部)

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