秋山真一郎騎手が引退…ラスト騎乗は12着「やっぱりジョッキーはいいな」

秋山真一郎騎手は、2月25日の小倉11R・下関ステークス(ダンツイノーバ・12着)が最後の騎乗となり、最終レース終了後に引退式が行われた。

最終日は小倉3Rでジューンアースに騎乗して最後の勝利を飾り、通算1059勝の多くの勝ち星を挙げ、27年に渡る現役生活に別れを告げた。また、同騎手は2024年度新規調教師試験に合格しており、3月からは新しいステージでの活躍が期待される。

「無事に終わってホッとしている」

秋山真一郎騎手コメント
「今日、無事に終わってホッとしています。最終日に勝利することができて、やっぱりジョッキーはいいなと思いましたし、これだけたくさんの馬に乗せてもらえるのであればジョッキーまだまだやりたいです。今日に合わせ良い馬を依頼してもらえて、関係者の皆様に感謝しています。(ジョッキー人生で)一番印象に残っているレースは初勝利で、今でもよく覚えています。調教師になったら、できる限り自分も調教に乗って感触を確かめたいですし、いろいろな性格の馬がいると思いますが、ジョッキーの皆さんに「乗りやすいな」と言っていただける穏やかな馬を作りたいです。これまで応援していただきありがとうございました。厩舎を開業して競馬場に戻ってきた時は、秋山厩舎の馬をまた応援してください。よろしくお願いします」

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