「視聴率40％」という巨大な目標をぶち上げたチョコレートプラネット・松尾駿
2月24日に放送された『新しいカギ』（フジテレビ系）で、夏に放送される『FNS27時間テレビ2024』の総合MCを、霜降り明星、チョコレートプラネット、ハナコの7人が務めることが、サプライズで発表された。
1987年から2019年まで、年に一度、放送されてきた生放送の大型特番『FNS27時間テレビ』。新型コロナウイルスの影響で2020年から2022年まで休止していたが、2023年から復活を果たしている。前回の番組の総合MCは千鳥、かまいたち、ダイアンの3組が務めた。
今回の決定に、チョコレートプラネットの松尾駿は「この時代に視聴率40％」と大きな目標を宣言。また、霜降り明星のせいやは「スキャンダルはやめましょうね」と、メンバーに注意を促した。
今回のMC発表に対して、ネットニュースのコメント欄には
《初めの頃こそ、珍しくて観ていたけど今の時代には要らないと思う》
《全部生だから面白かったのに、VTRが当たり前になってるし、27時間やる必要性を感じない》
《このような長時間テレビを見続ける人がいるとは思えない。中身も似たような企画がダラダラと繰り返されるので、チャネルは切り替える》
といった、時代に合わない番組のスタイルに対する疑問の声があがっていた。また、今回のMC陣がレギュラー番組を務める『新しいカギ』にも課題がある、とテレビ局関係者は語る。
「もともとコント番組として、人気芸人を集めて華々しくスタートした『新しいカギ』ですが、土曜日のゴールデンタイムにもかかわらずコア視聴率が1％台だったことも。
番組メンバーが各地の学校内に隠れ、生徒が見つけ出すという『学校かくれんぼ』という企画で一時は盛り返したものの、松尾さんが目指す視聴率40％は夢のまた夢でしょうね。しかも現在の『新しいカギ』のメインターゲットは若者ですからね。27時間もテレビを見続けないですよ」
霜降り明星は『M-1』王者、ハナコは『キングオブコント』優勝、チョコレートプラネットも『キングオブコント』準優勝と、いわば若手屈指の実力派。彼らのおもしろさが活きる企画を、『27時間テレビ』で見ることはできるのだろうか。
