武田玲奈主演、渡邊圭祐&渡邉美穂共演! 永嶋恵美の『泥棒猫ヒナコの事件簿』シリーズ、4月期ドラマ化!

武田玲奈が主演し、渡邊圭祐渡邉美穂が共演するドラマ『あなたの恋人、強奪します。』が、ABCテレビ・テレビ朝日にて4月より放送されることが決まった。武田が自身初となる探偵役で、変幻自在にキャラを操るヒロインに挑む。

原作は、2016年に『ババ抜き』(『アンソロジー 捨てる』収録)にて第69回日本推理作家協会賞短編部門を受賞した人気ミステリー作家の永嶋恵美による、『泥棒猫ヒナコの事件簿』シリーズ(徳間文庫)。根強い人気を誇る第一作『あなたの恋人、強奪します。』、第二作『泥棒猫リターンズ』、第三作『別れの夜には猫がいる。』からなる連作恋愛ミステリーの待望のドラマ化が、この度実現した。

メガホンをとるのは、『結婚できないにはワケがある。』(ABCテレビ)、『勝利の法廷式』(日本テレビ)、『推しが上司になりまして』(テレビ東京)など多彩な作品を手掛ける本田隆一。脚本は、『おしゃ家ソムリエおしゃ子!』シリーズ(テレビ東京)、『なにわの晩さん!~美味しい美味しい走り飯~』(ABCテレビ)、『潜入捜査官 松下洸平』(TVerオリジナルドラマ)などの我人祥太。

物語の舞台は、もつれきった男女関係に悩める女性だけが見つけることのできる謎の探偵社・オフィスCAT。この探偵社は、“あなたの恋人、友達のカレシ、強奪して差し上げます。”という怪しげな広告を出し、やむにやまれぬ「別れたい」「別れさせたい」という依頼を受け恋愛トラブルを解決している。

オフィスCATの社長・皆実雛子(ミナミヒナコ)は、強奪率100%の凄腕女探偵。彼女は、ターゲットとなった男性を惚れさせるために容姿から人柄までを変幻自在に操り、あらゆる手段を使って男女仲を引き裂く恋愛トラブルバスターである。法律やネットに強い相棒・浅沼陽介とともに、日々依頼者の女性たちを救っている。

そんなある日、早川梨沙から「暴力をふるう彼氏を強奪してほしい」と依頼が入る。誰にも相談できない悲痛な依頼を受けたヒナコは、梨沙から一通り事情を聞くとDV彼氏の強奪作戦に乗り出し…。

赤メガネ、三本の三つ編み、真っピンクのスカート姿…普段は野暮な風貌をした物静かな女性だが依頼を受けると一変、容姿・人柄を変幻自在に操り狙った男性を必ず落とすミステリアスな女探偵・ヒナコを演じるのは、武田玲奈。これまでも多彩な役柄を演じてきた武田が、颯爽とターゲットを強奪する“泥棒猫”ヒナコを熱演する。

ヒナコの相棒で切れ者の便利屋・浅沼陽介役は、渡邊圭祐。浅沼は弁護士を目指して司法浪人する傍ら、「オフィスCAT」でヒナコの右腕として働く社員。切れ者で法律にもインターネットにも強いが、弁護士試験には3回落ちている。ヒナコと浅沼の相性抜群の掛け合いにも注目だ。

DV彼氏と別れたい依頼人で、やがてオフィスCATで働くようになる梨沙役には、渡邉美穂。不動産営業として働いていた梨沙は、彼氏からのDVが過激化し追いこまれた時、ふと目にした怪しげな広告に躊躇しつつも、オフィスCATに依頼をするのだが…。日向坂46を卒業後活躍を見せる渡邉が、DVに悩む等身大の女性の心の機微を丁寧に演じる。

武田は「原作のヒナコさんをリスペクトしつつ、皆様に楽しんで頂ける、愛していただけるキャラクターになるよう演じたいです」と抱負を語り、「時にはスカッとしたり時には心温まったりハラハラしたり。いろんな姿に変身しながら問題解決していく様を是非楽しんで欲しいです!」とアピール。

渡邊圭祐は「爽快感や悲壮感に溢れながら、悲しい人間の性のようなものを皮切りに人間の感情が全部詰まった一本調子に終わらない物語」と作品を評し、主演の武田について「猫のような方です。撮影の日々を重ねるたびに見えてくる武田さんの持つ魅力は何面もあって、それがヒナコにものすごく合っているなと。チャーミングで気さくな方でした」と称賛。

渡邉美穂は、自身が演じる梨沙について「オフィスCATで働く梨沙は何事にも全力で取り組む明るい子だなと感じました。空回りしてしまったり、ヒナコに翻弄される姿はとても愛嬌があり、ついつい目で追いたくなるようなキャラクターだと思います。依頼人として登場した時の梨沙と、オフィスCATで働くようになってからの梨沙のギャップをしっかり演じ分けられるようにしたいです」と語っている。

原作者の永嶋恵美は「この作品にはなぜか驚かされることが多く、雑誌掲載後、忘れたころになって『本にしましょう』と言われてビックリ、また忘れたころになって『復刊しましょう』と言われてビックリ、またまた忘れたころになって『ドラマ化します』と言われてビックリでした。今回は、うれしさと感謝と期待が山盛りにトッピングされたビックリです。生きて動くヒナコたちを早く見てみたい気持ちでいっぱいです!」とコメントを寄せている。

ドラマ『あなたの恋人、強奪します。』は、ABCテレビにて4月14日より毎週日曜23時55分放送、テレビ朝日にて4月13日より毎週土曜26時30分放送。

キャスト、監督、原作者コメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

武田玲奈(皆実雛子役)

――オファーを受けた時の感想をお聞かせください。

数年前から読んでいて好きな小説だったので、「まさかこれが!」と思ったのと同時に、「絶対にやりたい!絶対おもしろそう!」とも思いました。撮影まですごくワクワクしながら準備していました!とても嬉しいです!

――“皆実雛子”の魅力は?

いろんな女の子に変身できる術を持っていてとても器用なのは大前提なのですが、私が好きな所は淡々としながらも常識やルールなどに捉われずもっと大切なものを大事にしている所です。原作のヒナコさんをリスペクトしつつ、皆様に楽しんで頂ける、愛していただけるキャラクターになるよう演じたいです。

――オフィスCATの仲間である陽介役の渡邊圭祐さん、梨沙役の渡邉美穂さんの印象は?

とても楽しい仲間たちです! 不安な部分などもあったのですが、お二人のおかげで現場も楽しく和やかな雰囲気になっていると思います! とても心強いです。

――視聴者へメッセージを。

新しいタイプの痛快略奪エンターテイメントだと思います! 時にはスカッとしたり時には心温まったりハラハラしたり。いろんな姿に変身しながら問題解決していく様を是非楽しんで欲しいです!

渡邊圭祐(浅沼陽介役)

――オファーを受けた時の感想をお聞かせください。

爽快感や悲壮感に溢れながら、悲しい人間の性のようなものを皮切りに人間の感情が全部詰まった一本調子に終わらない物語に、是非やりたいという気持ちでした。

――演じる“浅沼陽介”の魅力は?

真面目でしっかりしてるようにも見えながら、優しさと厳しさに加えどこか抜けている人物だなという風な印象です。演じる上で、オフィスCATの一社員として、仕事に行く前のオフィス姿のヒナコの放つ空気感を同じく纏っていたいと思いました。どのようにもできてしまう幅のあるキャラクターだという風に感じていたので、現場で武田さん演じるヒナコを見てこうしようというものを定めていこうと思っていました。

――ヒナコ役・武田玲奈さんの印象をお聞かせください。

猫のような方です。撮影の日々を重ねるたびに見えてくる武田さんの持つ魅力は何面もあって、それがヒナコにものすごく合っているなと。チャーミングで気さくな方でした。

――視聴者へメッセージを。

恋愛ものの作品を見ているようでスパイものを見ているような。一度で二度も三度も美味しい、そんな作品だと思います。予想を裏切る展開の連続はハラハラとドキドキを皆様に届けてくれることと思いますので、是非ご覧ください。

渡邉美穂(早川梨沙役)

――オファーを受けた時の感想をお聞かせください。

“恋人別れさせ屋”などは聞いた事のあるフレーズでしたが、“強奪”というのは新鮮だなと思いました。第三者の力を借りてまで終わらせたい恋愛関係とは一体何なのか、それに至るまでの過程や人間関係がどのように描かれるのか、ただただ未知の世界で興味が湧きました。

――演じる“早川梨沙”の魅力は?

台本を読んでみて、オフィスCATで働く梨沙は何事にも全力で取り組む明るい子だなと感じました。空回りしてしまったり、ヒナコに翻弄される姿はとても愛嬌があり、ついつい目で追いたくなるようなキャラクターだと思います。依頼人として登場した時の梨沙と、オフィスCATで働くようになってからの梨沙のギャップをしっかり演じ分けられるようにしたいです。

――ヒナコ役・武田玲奈さんの印象をお聞かせください。

玲奈さんご本人は柔らかい雰囲気を纏っているのですが、皆実雛子モードになると人が変わったようにクールな表情を見せるので、そのギャップに驚きました。依頼内容に合わせて様々なタイプの女性になりきる姿は、まさに変幻自在という言葉が似合います。強奪相手に甘えるようなお芝居の時は、玲奈さんのあまりの可愛さに私までドキッとしました。

――視聴者へメッセージを。

ヒナコをはじめとしたオフィスCATのメンバーがどのようにして恋人強奪計画を成し遂げるのか、毎話登場する様々なカップルにも注目しながらご覧下さい。痛快で大胆なスカッとするドラマをお届けします!

本田隆一(監督)

思わずギョッとするタイトルですが、アクションあり、サスペンスあり、人情あり、そしてちょっぴりお色気あり?な、冒険娯楽活劇です。恋人は強奪してもらわなくていいけど、オフィスCATには行ってみたいなと思えるような、楽しいドラマを目指しました。どんな女にも姿を変えてミッションを遂行する雛子=武田玲奈さんの八面六臂の活躍にご期待ください!

■永嶋恵美(原作)

この作品にはなぜか驚かされることが多く、雑誌掲載後、忘れたころになって「本にしましょう」と言われてビックリ、また忘れたころになって「復刊しましょう」と言われてビックリ、またまた忘れたころになって「ドラマ化します」と言われてビックリでした。今回は、うれしさと感謝と期待が山盛りにトッピングされたビックリです。生きて動くヒナコたちを早く見てみたい気持ちでいっぱいです!

© ブロードメディア株式会社