しまなみ真横!岩城島名産『芋菓子』出来たてをタムラ食品で@愛媛県上島町

こんにちは、Nの人ことNatuorhythmです。

『手を出すと止まらなくなる選手権』で、上位を獲得するであろう『芋けんぴ』!

芋を切って、油で揚げ、砂糖をまぶしただけの素朴なお菓子ですが…

一本食べてしまうと、ついつい食べ過ぎてしまう禁断のおやつですよね。

ちなみに「けんぴ」とは高知県の小麦粉を棒状に焼いたお菓子を指します。

そのけんぴに似た、芋で作ったお菓子なので「芋けんぴ」。

高知に近い愛媛周辺では「芋けんぴ」呼びがメジャーですね。

地域によっては、「芋かりんとう」とも呼ばれているそうです。

…しかし!

愛媛県内で芋けんぴを「芋菓子」と呼んでいる地域があることをご存知でしょうか?

100年以上も愛され続け、今ではその地を代表するお菓子となっています!

今回は『岩城島に来たなら寄っとけ!』と私が強くオススメするスポット!

岩城島の銘菓の芋菓子を製造する、工場&販売所をご紹介!

『タムラ食品』

出典:リビングえひめWeb

愛媛と広島を結ぶ「しまなみ海道」内の生口島(いくちしま)にある洲江(すのえ)港から出ているフェリーに乗り、小漕(おこぎ)港への約5分の船旅で渡った先にある、『岩城島(いわぎじま)』。

青いレモンと、三千本以上の桜が咲き乱れる「積善山」が特に有名な島です。

徒歩の方やサイクリストさんは、今治港から出ている快速船による約47分の船旅で、岩城港へ渡るルートもありますよ。※快速船は、車両の乗船不可です。

さて、この岩城島で「芋菓子」といえば、芋けんぴのこと。

岩城島のご当地銘菓として、付近の道の駅・スーパーなどでも芋菓子は並んでいます。

私がご紹介したいのは、その芋菓子を作っている製造工場『タムラ食品』!

工場では、その日に手作りされた出来たての芋菓子を購入することができるのです!

出典:リビングえひめWeb

タムラ食品は岩城島の南側、海岸沿いにあります。

うっかりすると通り過ぎてしまうくらい風景に馴染んでいるので、見落とさないように注意です。

ちなみに、小漕港からタムラ食品へは、車でおよそ10分以内。岩城港からタムラ食品へは、徒歩で10分くらいです。徒歩ルートは、その後の散策にも役立つので、岩城港目の前の岩城観光センターで自転車を借りちゃうのも◎!

初訪問の方は入店や購入に戸惑うかと思いますので…

やや丁寧に、アプローチを記しておきますね!

入り口のシャッターが開いていれば、「こんにちは」と声をかけながら中へ入ります。

午前中は、製造した芋菓子の袋詰めの真っ最中。スタッフの方々は作業に集中されているため、気付かれないことがあるかもしれません。

みなさん、気付くと親切に対応してくださるので「○サイズを○個ください!」と大きな声でお願いしましょう!

※芋菓子のサイズと価格は、工場に入って右斜め後ろの壁に貼ってあります。

手作りの「どこか懐かしい味」

出典:リビングえひめWeb

桑原社長曰く

「1年間、袋入りで50万袋くらいは作っているかな」

「手作りだからね、季節によって砂糖の濃度を絶妙に加減しているよ」

「午前中には売り切れるから、早めに来るか、予約しておいで」とのこと!

私が工場内に滞在していた10分くらいの間に、何人ものお客さんが購入していきました。

確実に入手されたい場合は、ご予約されるのが安心ですね。

出典:リビングえひめWeb

タムラ食品さんの芋菓子は、一般的な芋けんぴよりも太くて、外側がガリっとしています。

食べ応え十分!なのに、次の一本についつい手が伸びてしまう…魔性のお菓子です。

ちなみに…

新芋のシーズン(8月~10月頃)は芋の香りや甘みが強いので、芋そのものの味を楽しんでもらうために、まぶされる砂糖はやや控えめ。

新芋のシーズン以降の寒い時期(12月~2月頃)は、芋の香りも少し落ち着くので、まぶされる砂糖はややプラス気味です。

桑原社長曰く、砂糖の加減は「一年間を通して『美味しいと感じていただける味』でお客さんに食べてもらうために調節している」とのこと!

機械化された『年間、いつでも同じ味』とは一味違った、手作りだからこそ出来る『今、美味しい味』の作り立てを味わいに、タムラ食品へ行ってみませんか?

出典:リビングえひめWeb

■タムラ食品

住所/愛媛県越智郡上島町岩城2160

電話/0897-75-2030

時間/8:30~16:00くらい(日によって変化するため、お電話にて要確認)

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