マカロニえんぴつ、映画『FLY!/フライ!』日本版主題歌を書き下ろし! 特別映像&コメント到着

映画『FLY!/フライ!』主題歌を担当マカロニえんぴつ(C)2023 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.

『ミニオンズ』『怪盗グルー』シリーズを手掛けたイルミネーションのアニメ映画『FLY!/フライ!』の日本版主題歌が、マカロニえんぴつの書き下ろし楽曲「月へ行こう」に決定。同曲が使用された特別映像と、マカロニえんぴつからのコメントが到着した。

大ヒット作『ミニオンズ』『怪盗グルー』『SING/シング』『ペット』シリーズを生み出し、全世界累計興行収入13億ドル(約2000億円)超え、日本でも140億円突破の特大ヒットとなった『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を手掛けたイルミネーション。同アニメーション・スタジオが、『SING/シング』以来7年ぶりの完全オリジナルストーリーで贈る本作は、渡り鳥なのに1度も移動をしたことがないカモの一家の初めての大移動を描いた心温まる物語だ。

この度、本作の日本版主題歌が、をマカロニえんぴつの書き下ろし楽曲「月へ行こう」に決定。同楽曲がカモ一家の大冒険をエモーショナルに彩る特別映像と、マカロニえんぴつからのコメントが到着した。

マカロニえんぴつは、2012年にはっとり(Vocal&Guitar)を中心に結成された、メンバー全員が音大出身の次世代ロックバンド。はっとりのエモーショナルな歌声と、キーボードの多彩な音色を組み合わせた壮大なバンドサウンドを武器に、圧倒的なステージングで躍進を続け、今や2020年代の日本のロック・シーンを代表するロックバンドの一つとなった。

そんなマカロニえんぴつが、『FLY!/フライ!』の日本版主題歌として書き下ろした楽曲「月へ行こう」を発表。彼らがハリウッド映画の主題歌を担当するのは今回が初。「月へ行こう」は、はっとりの鮮烈で飛び抜けた歌唱力と、それに寄り添うコーラスやギター、キーボードの色とりどりのサウンドで彩られた、爽やかながらも力強さを感じさせる心地良いロックナンバー。タイトで音数を抑えた繊細なオープニングから情感豊かなサビに向けた洗練のサウンドは、これから始まるカモ一家の初めての大冒険を予感させ、新たな一歩を踏み出す確かな力を与えてくれる楽曲となっている。

Vocal&Guitarのはっとりは、主題歌のオファーを受けた当時を振り返り、「大ヒットばかりでファンの多いイルミネーション作品なので、お話をいただけた時は嬉しかったです。受けない理由がありませんでした」とコメント。楽曲については「カモたちが飛んでいるシーンのように、サビで視界がパッと開けるような感じを表現したいなと思い、コードやメロディー、音色もこだわりました」と説明。

さらに「この映画もそうなのですが、周りの人が引っ張ってくれているから自分の視界が広がったり、誰かといるから自分が好きになるとか、そうして人生は潤ってくると思うんです。そういうことを聴いてくれた人が思い浮かべてくれたらいいなと思います」と、楽曲に込めた優しいメッセージを明かした。

アニメ映画『FLY!/フライ!』は、3月15日全国公開。

マカロニえんぴつコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

マカロニえんぴつ(主題歌「月へ行こう」担当)

・はっとり(Vocal & Guitar)

大ヒット作ばかりでファンも多いイルミネーションなので、お話を頂いた時は嬉しかったです。曲作りに関しては、カモたちが飛んでいるシーンのように、サビで視界がパッと開けるような感じを表現したいなと思い、コードやメロディー、音色もこだわりました。

この映画でも描かれていますが、周りの人が引っ張ってくれているから自分の視界が広がったり、誰かといるから自分が好きになるとか、そうやって人生は潤ってくると思うんです。そういうことを聴いてくれた人が思い浮かべてくれたらいいなと思っています。

・長谷川大喜(Keyboards & Chorus)

キーボードに関しては、カモの家族の温かさや、絆の強さをより押し出せるようにしました。鍵盤は普段レコーディングの卓に繋いで音を録るのですが、今回はアンプを通して録ったり、部屋なりの音を録るために、部屋の真ん中にマイクを置くなど工夫しました。

・田辺由明(Guitar & Chorus)

映画館は迫力ある音が出せるので、ギターもそこを意識しました。色々とアンプを鳴らしてみたり、マイキングにこだわるなどして、映画の迫力に負けないような楽曲にしたいと思いました。

・高野賢也(Bass & Chorus)

曲の中でテンポが変わるのですが、それでも全体の流れは崩さず、1つの曲の中で抑揚をつけることにこだわりました。曲の最後は踊り出したくなるようなアレンジもしています。

<新しい一歩を踏み出そうとしている人へのメッセージ>

新しい一歩を踏み出す時は、やはり自分から動かないと始まらないことも沢山あります。僕らも曲作りは毎回ゼロイチなので、前の作品よりセールスが落ちたらどうしようと思いながらも、作り続けないと活動していないのと同じなので、いつもプレッシャーと戦っています。でも、楽しくないと曲にも表れてしまうので、楽しみながらその時出来たものが全てだろうという気持ちでやっています。なので、とりあえずやってみる気持ちで挑戦してみることが大事だと思います。

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