エレコム製無線ルータにOSコマンドインジェクションの脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月20日、エレコム製無線ルータにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ゼロゼロワンの早川宙也氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

エレコム製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

WRC-1167GS2-B v1.67およびそれ以前のバージョン
WRC-1167GS2H-B v1.67およびそれ以前のバージョン
WRC-2533GS2-B v1.62およびそれ以前のバージョン
WRC-2533GS2-W v1.62およびそれ以前のバージョン
WRC-2533GS2V-B v1.62およびそれ以前のバージョン

エレコム株式会社が提供する複数の無線LANルータにはOSコマンドインジェクションの脆弱性が存在し、当該製品にログインしたユーザから細工されたリクエストを送信された場合、任意のOSコマンドを実行される可能性がある。

JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。

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