［ロンドン ２５日 ロイター］ - サッカーのイングランド・リーグカップ（杯）は２５日、ウェンブリー競技場で決勝を行い、遠藤航の所属するリバプールがチェルシーを１─０で下し、大会史上最多１０回目の優勝を果たした。
試合は両チームともオフサイドで先制点が認められないなど無得点のまま９０分が終了し、延長戦に突入。同後半１３分にフィルジル・ファンダイクがＣＫからヘディングシュートで決勝点を奪った。遠藤はフル出場した。
今季限りでリバプールを離れると先月発表したユルゲン・クロップ監督は「ここで起きたことは完全に常軌を逸している、こんなことはあり得ない。チーム、選手、アカデミーは個性に満ちている。今夜、その一員になれたことを誇りに思う」と喜んだ。
リバプールはプレミアリーグで現在首位に立ち、イングランド協会カップ（ＦＡ杯）、欧州リーグ（ＥＬ）でも勝ち残っているため、４冠の可能性を残している。
一方、チェルシーはこの敗戦で国内主要カップ決勝で６連敗となり、英国サッカー史上ワースト記録を更新。うち直近３試合でリバプールに敗れている。
