マカロニえんぴつ 初のハリウッド映画主題歌 特別映像も公開 「FLY!/フライ!」

2024年3月15日より劇場公開される、「ミニオンズ」シリーズや「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」などを手がけてきたアニメーション・スタジオ「イルミネーション」による、「SING/シング」以来7年ぶりの完全オリジナルストーリーとなる最新作「FLY!/フライ!」の、日本版主題歌をマカロニえんぴつが担当することが決まり、主題歌「月へ行こう」を使用した特別映像が公開された。マカロニえんぴつがハリウッド映画の主題歌を担当するのは初となる。

「月へ行こう」は、はっとりの歌唱力と、それに寄り添うコーラスやギター、キーボードで彩られた、さわやかながらも力強さを感じさせるロックナンバー。音数を抑えた繊細なオープニングから情感豊かなサビに向けたサウンドは、カモ一家の初めての大冒険を予感させる。

「FLY!/フライ!」は、渡り鳥なのに一度も移動をしたことがないカモの一家の、およそ3000キロにも渡る初めての大移動を描いた作品。圧倒的な映像美とワクワクドキドキの旅の中で育まれる家族の絆やそれぞれの成長、魅力あふれる個性的な一家の大冒険を、笑いと感動で包み込む作品となっている。

マカロニえんぴつからのコメントも公開された。コメントは以下の通り。

【コメント】

■はっとり:
大ヒット作ばかりでファンも多いイルミネーションなので、お話を頂いた時は嬉しかったです。曲作りに関しては、カモたちが飛んでいるシーンのように、サビで視界がパッと開けるような感じを表現したいなと思い、コードやメロディー、音色もこだわりました。この映画でも描かれていますが、周りの人が引っ張ってくれているから自分の視界が広がったり、誰かといるから自分が好きになるとか、そうやって人生は潤ってくると思うんです。そういうことを聴いてくれた人が思い浮かべてくれたらいいなと思っています。

■長谷川:
キーボードに関しては、カモの家族の温かさや、絆の強さをより押し出せるようにしました。鍵盤は普段レコーディングの卓に繋いで音を録るのですが、今回はアンプを通して録ったり、部屋なりの音を録るために、部屋の真ん中にマイクを置くなど工夫しました。

■田辺:
映画館は迫力ある音が出せるので、ギターもそこを意識しました。色々とアンプを鳴らしてみたり、マイキングにこだわるなどして、映画の迫力に負けないような楽曲にしたいと思いました。

■高野:
曲の中でテンポが変わるのですが、それでも全体の流れは崩さず、一つの曲の中で抑揚をつけることにこだわりました。曲の最後は踊り出したくなるようなアレンジもしています。

■新しい一歩を踏み出そうとしている人へのメッセージ
新しい一歩を踏み出す時は、やはり自分から動かないと始まらないことも沢山あります。僕らも曲作りは毎回ゼロイチなので、前の作品よりセールスが落ちたらどうしようと思いながらも、作り続けないと活動していないのと同じなので、いつもプレッシャーと戦っています。でも、楽しくないと曲にも表れてしまうので、楽しみながらその時出来たものが全てだろうという気持ちでやっています。なので、とりあえずやってみる気持ちで挑戦してみることが大事だと思います。

【作品情報】
FLY!/フライ!
2024年3月15日(金)より、全国公開
配給:東宝東和
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