「最後の最後で負けた」 延長戦で力尽いたチェルシー指揮官が肩落とす

チェルシーはカラバオカップ準優勝に。[写真:Getty Images]

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が肩を落とした。

チェルシーは25日のカラバオカップ決勝でリバプールと対戦。プレミアリーグ首位チームを相手に延長戦まで粘ったが、118分のヴィルヒル・ファン・ダイクにゴールを割られ、0-1で惜敗した。

7年ぶり6度目の優勝とならずのチェルシー指揮官はイギリス『スカイ・スポーツ』で悔しさを口にした。

「決勝で負けるのは常につらい。チャンスもあったのだから。最後の最後で負けた。とてもつらい。ポジティブにとらえ、前進し続け、プッシュし、学び、より良くなり、前向きになるしかない」

「よく戦ったよ。いくつかの時間帯ではもっと報われるべきだったと思う。だが、5、6回のビッグチャンスで得点できなければ、決勝で勝つのは難しい。ゴール前での冷静さが必要になってくる」

「リバプールを祝福し、前進し続けなければならない」

ちなみに、解説したギャリー・ネビル氏は延長戦時のリバプールを「クロップの子供たち」と評した一方で、チェルシーを「青い10億ポンドの勇気なし」と揶揄した。

ポチェッティーノ監督はその件にも触れたようで、リバプールとは比較不可だと述べている。

「両チームの年齢を比べると、似たようなものだ。ギャリーとは良い関係だし、彼の意見は尊重できる。延長戦で何人かを交代したが、エネルギーを維持できなかった。それでも、誇らしいし、彼らは大いに頑張ってくれたよ」

「我々は若いチームだし、リバプールと比較するものなんて何もない。彼がそう言ったのなら、そのような言い方はフェアじゃない。我々はこれから強くなり続けていくチームであり、このプロジェクトを信じていくつもりだ」

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