4・10総選挙の公認について韓国与野党が激しい攻防=韓国

韓国の与野党が相手方の4・10総選挙の公認について激しく非難し、攻防を繰り広げた。

キム・ミンス(金玟秀)国民の力(与党)報道官は24日、論評で「共に民主党(野党)の公認基準は、単にイ・ジェミョン(李在明)代表に対する忠誠心だ。共に民主党の公認システムは結局、李代表を防御する『防弾力』が絶対基準か」と指摘した。

さらに「共に民主党の公認管理委員会は第22代国会正常化のためにも李代表の指鹿為馬(鹿を指して馬と呼ぶ)公認をやめてほしい」と促した。

また、ハン・ドンフン(韓東勲)非常対策委員長はこの日、国民の力公認管理委員会が党内選挙候補者に対し、投票結果の集計の全過程を公開することにしたことについて「国民の力の公認には共に民主党と違い、『私心』が介入する余地はないということを示すための措置だ。その違いを国民が認識してくれることを期待する」と明らかにした。

韓委員長は「李代表の共に民主党はこのようにできるのか」と問い「できないなら共に民主党は偽のシステム公認、私たち国民の力は本物のシステム公認である」と強調した。

一方、パク・ソンジュン(朴省俊)共に民主党報道官は論評で「国民の力がシステム公認を導入すると明らかにした配点はシステムを口実にした私認だ。全体配点の15%を占める党寄与度を韓委員長とユン・ジェオク(尹在玉)院内代表が採点するようにした」と対抗した。

朴報道官は「韓委員長と尹院内代表の2人が勝手に(候補)評価の順位を決めるようにできるシステムを私認という。2人は一体、何の基準と根拠を持って党の寄与度を決めるというのか」と問い詰めた。

朴報道官は「韓委員長は既に特定候補の手を上げて、個人の金銭的なことで物議を醸したことがある。党の貢献度はどんな基準に従って採点したのか、根拠と理由を1つひとつ公開せよ」と促した。

続いて「共に民主党のシステム公認の真似でもしようというなら、最小限の良心と制度は持て」と付け加えた。

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