国公立大学2次試験始まる 宇都宮大学は約1900人が受験 4月に開設される新学部の倍率2.8倍に

 国公立大学2次試験の前期日程が、25日に全国各地の大学で始まりました。このうち宇都宮市にある宇都宮大学ではおよそ1900人が受験しました。

 国公立大学2次試験の前期日程は、全国172の大学601の学部で実施され、およそ23万人が志願しています。募集人員に対する倍率は2023年と同じ2.9倍となっています。

 大学入学共通テストの受験者が減った一方で、国公立大学の倍率は維持されていて人気が上がったとみられています。

 このうち宇都宮大学では6つの学部で試験が行われ634人の募集人員に対し合わせて1871人が受験しました。志願者の平均倍率は3.1倍となっていて2023年よりも0.7ポイント高くなりました。なかでも2024年4月に新たに開設される情報系の学部「データサイエンス経営学部」では40人の募集人員に対し倍率で2.8倍の110人が志願し、98人が受験しました。

 宇都宮大学の前期日程の合格者は3月6日に発表され、後期日程は12日に試験、20日に合格者が発表されます。

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