ロボッツ 大庭選手、アシカと共演 茨城県大洗水族館で一日館長

オーシャンライブでアシカのゴエモンと共演するロボッツの大庭圭太郎選手=大洗町磯浜町

バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)茨城ロボッツの大庭圭太郎選手(21)が25日、茨城県大洗町磯浜町のアクアワールド県大洗水族館で一日館長を務めた。大庭選手は藤森純一館長(53)から任命書とたすきを受け取った後、オーシャンライブに登場。一日限りの特別演出としてアシカの「ゴエモン」とリフティングやシュート対決を披露し、会場を盛り上げた。一日館長はロボッツと同館のコラボ企画として実施された。

ライブ後は水槽の裏側を見学するツアーや来館者との撮影会に臨み、アシカとの散歩などにも取り組み、多くの来館者と交流を深めた。

家族で訪れた同県日立市、市立中小路小5年の赤津大翔君(10)は「アシカと遊んでいる様子がかわいらしかった」と笑顔で話した。大庭選手は「飼育員さんがエンターテイナーとしてプロだった」と感心した様子で、「小さい頃に気になっていた水族館の裏側などを知ることができて面白かった」と語った。

館内には3月24日まで、ロボッツとコラボした特別コーナーが設けられている。選手らがプロデュースしたトラザメやナヌカザメの泳ぐ水槽が展示されているほか、大庭選手の等身大パネル、チームの紹介映像なども流されている。

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