協同発展10年、北京・天津・河北の1.5時間交通圏がほぼ形成―中国

この10年で北京・天津・河北の主要都市を1〜1.5時間で結ぶ交通圏がほぼ形成されました。

京津冀(北京市・天津市・河北省)協同発展国家戦略の実施からの10年間、河北省は北京市と天津市の多くの産業を引き受けてきました。また、これらの産業規模は着実にグレードアップを続けています。

京津冀協同発展では交通の発達が優先されてきました。北京・天津・河北の交通網はさらに密集するようになり、今後、雄安新区と北京大興国際空港を結ぶ快速線が開通することで、雄安新区から北京大興国際空港まで30分、北京市豊台区にある麗澤金融ビジネス区までが1時間で結ばれることになります。

現在、雄安新区と外部を結ぶ「四縦三横」の高速道路と基幹道路網が全面的に完成し、京雄都市間鉄道と雄安駅も完成して稼働しています。

北京市と河北省にとって初の省・地域をまたぐ都市軌道交通路線である北京軌道交通22号線は、朝陽区の「北京CBD(セントラル・ビジネス・ディストリクト)」、通州区の都市副センター、三河燕郊、平谷新城などの重点機能区と連結します。

この10年間で、京張高速鉄道(北京〜張家口)、京雄都市間鉄道(北京〜雄安)、京哈高速鉄道(北京〜ハルビン)、京唐都市間鉄道(北京〜唐山)など多くの路線が開通し、京津冀地区の高速鉄道の総距離は2624キロに達しました。また、河北省は北京市および天津市との「ドッキング道路」42本を開通・拡張し、幹線道路48本を連結して、北京・天津・河北の主要都市を1〜1.5時間で結ぶ交通圏がほぼ形成されました。(提供/CRI)

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