待ち合わせ時間に毎回10〜30分遅れる友人に「遅れないでほしい」と伝えたら…

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たまになら仕方ないが、いつも遅刻されると待たされる側はさすがに嫌気がさす。遅刻癖が直らない友人と絶縁したという、50代前半の女性(東京都/コンサルタント・士業・金融・不動産/年収600万円)のエピソードを紹介する。

「元友人は、子どもを通じて知り合いました」と、当時をこう振り返る。(文:林加奈)

「フルタイムの公務員で働くシングルママの彼女は、当時3人の子どもの子育てをしている主婦の私にはまぶしく見えました。おしゃれで情報通で、その人は私をいろんなところに誘ってくれました。楽しかったのですが、ひとつ気になることがありました。待ち合わせに10分~30分ほど、いつも遅刻してくるのです」

「出る前にLINEを見てほしい」

そんな元友人のために、女性は早い時間に待ち合わせするようにしたが、それでも「いつも遅れてきます」という。女性が「遅れないでほしい」と伝えると、

「『出る前にLINEを見てほしい』と逆に言われました。何年かして私もフルタイムで働くようになり、忙しいことは遅刻の言い訳にならないことがわかりました。ほかの友達もできたので、その人とは次第に会わなくなりました」

と結んだ。遅刻する友人のために、なぜわざわざLINEを確認しなければならないのか……。遅刻癖が直らない限り、元友人はこれからも多くの友人を失うことになるだろう。

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