謎の美女の正体は?互いに一歩も引かない緊迫の心理戦を繰り広げる『ARGYLLE/アーガイル』本編シーン

『ARGYLLE/アーガイル』© Universal Pictures

『キック・アス』『キングスマン』シリーズで世界中の映画ファンの心をワシ掴み、スマートでゴージャスなルックと、他に類を見ないポップでクレイジーなしびれるアクション、痛快なストーリー展開をハイレベルに融合させる唯一無二の手腕で、圧倒的支持を集める“奇才”マシュー・ヴォーン監督の最新作『ARGYLLE/アーガイル』が、3月1日(金)より公開される。このたび、デュア・リパ、ヘンリー・カヴィル、ジョン・シナが緊迫した心理戦を繰り広げる、本編映像の一部が解禁となった。

痛快でスタイリッシュなスパイ映画

凄腕エージェントのアーガイルが世界中を飛び回り、謎のスパイ組織の正体に迫る大人気スパイアクション小説「アーガイル」。ハードなシリーズの作者エリー・コンウェイの素顔は、自宅で愛猫のアルフィーと過ごすのが至福の時という平和主義。しかし、新作の内容と実在するスパイ組織の活動がまさかの一致で、エリーの人生は大混乱に。物語の続きをめぐり命が狙われる事になった危機的状況をエイダンと名乗るスパイに助けられる。果たして、出会うはずのなかった二人と一匹の猫の危険なミッションの行方は…!?

「私たちはそう違わない」と言い放つ謎の美女の正体は?

映像は、物語の中心で屈指のスパイ能力を持つエージェント・アーガイルと、アーガイルの相棒であり自称”筋肉”担当の親友ワイアット、そして捉えどころのない魅惑的な謎の美女、宿敵ルグランジェが緊迫した雰囲気の中テーブルを囲み、不穏なBGMのなか刺激的な駆け引きを繰り広げるスパイ映画らしさが充満しているワンシーン。

エージェント・アーガイルには、『スターダスト』(2007年)以来、マシュー・ヴォーン監督とは2度目のタッグとなるヘンリー・カヴィル(『マン・オブ・スティール』(13)、『コードネーム U.N.C.L.E.』(15))、ワイアットには、アスリートとしてのバックグラウンドを持つジョン・シナ(『ワイルド・スピード』シリーズ)。そして、ルグランジェを演じるのは、グラミー賞受賞のスーパースターとしてミレニアル世代から絶大な支持を得ている世界的歌姫のデュア・リパ。

アーガイルとワイアットに挟まれ逃げ道は無し、身体に銃口を向けられ「誰だ?」「答えないと君は死体と化す」と脅されるルグランジェ。おもむろにスマホを要求すると、まったく臆することなく自身の網膜をスキャンさせ、自信に満ちた表情のまま「私たちはそう違わない」と意味深な発言を放つ。ワイアットがその結果を見守る中でも堂々とした態度を崩すことなく、アーガイルからテロリストだと睨まれても食い気味に「ならあなたは何?エージェント・アーガイル」と切り返す気の強さも発揮。互いに一歩も引かない緊迫の心理戦、ワイアットがその正体を知った先にどんな展開が待ち受けるのか…そして彼女の正体は果たして…!? キリっと完璧な居姿でスキを見せないヘンリー・カヴィル、プロレス世界王者の圧倒的存在感をほとばしらせるジョン・シナ、銀幕デビューとは思えぬゴージャスで魅惑的なデュア・リパ、キャラクターの全く違う3人がぶつかり合い、絶妙な空気感を作り出していることが窺い知れる。

本作で映画デビューを果たしたデュア・リパは、「ルグランジェは本当に私の分身だと思う。これからは常に自分の一部でありつづけるわ」と自身が演じた役について振り返り、監督のマシュー・ヴォーンもルグランジェというセクシー且つダークな役について「ヘンリー・カヴィルと渡り合えるだけでなく、古典的なスパイの世界観を体現出来る人物を探していた。一見しただけで誰だか分かることと、グラマラスさが重要だった」と明かすように、このシーンだけでもデュア・リパがいかにハマり役かを目の当たりにできるはず。

またヴォーン監督は、アーガイルというキャラクターについても、絵に描いたような格好良いスパイの役には、礼儀正しく気高く超人的な雰囲気を醸し出し、深刻なドラマとアクションを演じ切れる俳優の起用を命題とし、「ヘンリーならあらゆる古典的スパイの要素を表現してくれるような気がした。私がスパイに求めること全てを造作もなく叶えてくれたよ」と特徴ツヨツヨなアーガイルを見事に体現したヘンリーに賛辞を贈った。

さらにジョン・シナは、『キングスマン』シリーズの大ファンであり、「たとえオファー内容が『背景に立っていてくれ』だけだったとしても受けていたよ。マシューは、ゼロから世界観を作り上げる類まれな能力を持っている。彼はほぼ何も無いような所から名作映画を生み出せるんだ」と自身に合いそうな役があれば何でもやってみたいと逆オファーのごとくヴォーンに熱意を伝えていたそう。その熱い想いを受けたヴォーンは、「たった2週間のちょっとした役をオファーしたが、彼は熱意を持って受けてくれた。さらに人としても素敵で、今まで会った中でも最も印象的な人だったよ。上を目指そうとする強い意志があるだけでなく、誰に対してもとても親切だ。この作品に加わってもらえて良かった」と相思相愛の様子だった。

『ARGYLLE/アーガイル』は3月1日(金)より全国公開

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