もう「冬眠から目覚めたか」…海岸で"尻付近を欠損"したシカの死骸発見 住民に警戒呼びかけ 北海道福島町

シカの死骸を発見し警戒を呼びかける北海道警松前署

北海道南部の福島町の海岸で2月25日、漁師がシカの死骸を発見し警察に届け出ました。クマの様な動物がかじったと見られるあとがあり、警察が警戒しています。2月25日午後3時ごろ、福島町日の出の海岸で、地元の漁師がパトカーを止め「シカの死骸がある」と声をかけました。警察官が捜索したところ、道道532号線沿いの海岸の、波打ち際でシカの死骸を発見しました。シカは尻の付近をかじり取られていて、クマのような動物に襲われたとみられています。シカは波に流されて打ち上げられたものではないと見られていて、死後それほど時間が経っていなかったということです。警察によりますと、シカを襲うなど何らかのクマの痕跡が見つかるのはこの時期には珍しく、警察は町に情報を伝え、警戒しています。

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