INI、初のドーム公演で7万人を動員…チケット完売で会場熱狂

グローバルボーイズグループINIが2月25・26日、初の単独ドーム公演を「京セラドーム大阪」(大阪市西区)にて開催。デビュー3年⽬でのドーム公演のチケットは完売、2日間で7万人を動員した。

グローバルボーイズグループ・INI(C)LAPONE Entertainment

JO1を生んだオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』のシーズン2で、国民投票から結成された11人組ボーイズグループ・INI(アイエヌアイ)。2021年のデビュー時から注目を集め、2月14日には2枚目のアルバム『MATCH UP』をリリースし、オリコン週間アルバムランキングで1位を獲得した。

ペンライトでぎっしりと埋め尽くされ、オープニングから割れんばかりの歓声が響き渡った会場。メンバーの⻄洸⼈が「ぶち上がる準備はできてるか!」とライブの醍醐味である煽りを⼊れ、『SPECTRA』、そして昨年ストリーミング1億回再生突破したデビュー曲『Rocketeer』をそれぞれロックバージョンで披露し、会場を⼀気に盛り上げた。

その後は、メンバーの藤牧京介と池﨑理⼈が作詞に参加したR&B曲『Ferris Wheel』、続く『We Are』ではそれぞれのメンバーのイメージでデコレーションが施されたキックボードで、ステージを縦横無尽に移動する一幕も。『DROP』をはじめとする約7分間にのダンスメドレーで観客を圧倒するなど、多彩な魅力を見せつけた。

本編終了後、アンコールでは⾶⾏船モチーフのフロートに乗って登場したメンバー。スタンド席の観客とも⽬線を合わせながら、オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」でのテーマ曲『Let Me Fly』も披露した。

最後の挨拶で⻄は「たくさんの⼈に⽀えられて僕はドームに⽴つことができました。たくさんの⼈がいてくれたから、投げ出さずにここまでこれました。なので、皆さんも僕たちに出会ったことを後悔させないよう幸せに導きますので、これからも引き続き、よろしくお願いします。最高!」を、ファンに感謝を伝える場⾯も。

リーダーの⽊村柾哉は、メンバーに対して「お疲れ様、そしてありがとう︕この11⼈だから⾒れた景⾊であり、みんなからのプレゼントでもある景⾊だと思っている」と全員で肩を組み、INIの絆が垣間⾒えた。

グローバルボーイズグループ・INI(C)LAPONE Entertainment

2023年11⽉から開催されていた全国アリーナツアー『INI 2ND ARENA LIVE TOUR [READY TO POP!]』の追加公演としておこなわれた、初のドーム公演。ダブルアンコールを含む全28曲を⾒事歌い上げ、約3カ⽉かけての全国をツアーを締めくくった。

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