120分フル出場の遠藤航に負傷の可能性? 松葉杖姿でスタジアムを後に

リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航に負傷の可能性が浮上している。25日、地元紙『リヴァプール・エコー』が伝えている。

遠藤は25日に行われたカラバオ・カップ(EFLカップ)決勝のチェルシー戦に先発出場を果たすと、120分間フル出場して1-0での優勝に大きく貢献。イギリスメディア『Squawka』では、EFLカップ決勝に先発出場してトロフィーを掲げたのは、(2006&2010年の)パク・チソン氏、(2013年の)キ・ソンヨンに続いて、史上3人目のアジア人選手となったことが伝えられている。

この試合の遠藤のパフォーマンスにはユルゲン・クロップ監督や現地メディアから賛辞が送られている一方、懸念材料も浮上しているようだ。

報道によると、遠藤は左足にギブスをつけて松葉杖をつきながらスタジアムを後にする姿が見られており、状態には注目が集まっている。なお、後半にモイセス・カイセドとの競り合いで足首を負傷したことが原因とも伝えられている。

現在リヴァプールでは負傷者が続出しており、モハメド・サラーやアリソン、トレント・アレクサンダー・アーノルドら11選手がカラバオ・カップ決勝を欠場した。さらに、チェルシー戦ではライアン・フラーフェンベルフも前半途中に負傷交代を余儀なくされており、28日に行われるFAカップ5回戦のサウサンプトン戦では遠藤も含めれば最大13人の選手が欠場となる可能性が浮上している。

現時点で負傷の度合いなどは明らかになっていないものの、公式戦4試合連続(アジアカップ前含めれば12試合連続)で先発出場し、4試合連続でフル出場していた遠藤がしばらく離脱を余儀なくされることになれば、リヴァプールにとっては大きな痛手となりそうだ。

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