須磨浦山上遊園が一帯の営業再開 周辺の施設火災後にロープウェイ点検、安全を確認

須磨浦山上遊園のせっつ駅とはりま駅をつなぐ「観光リフト」=神戸市須磨区(資料写真)

 19日夜、神戸市須磨区西須磨の鉢伏山中腹の元宿泊・飲食施設が全焼した火災で、沿線の須磨浦ロープウェイなどの営業を休止していた須磨浦山上遊園は26日、一帯の施設を再開した。

 再開したのは同ロープウェイに加え、カーレーター▽回転展望閣▽観光リフト▽サイクルモノレール(土日祝のみ営業)▽ミニカーランド(同)-などの各施設。

 園事務所によると、全焼した2階建て建物の東側を通る須磨浦ロープウェイまで火柱が上がっていたとの情報があったという。そのため、6日間にわたって専門家らが目視点検や試運転を行い、安全を確認した。

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