小学生が防災学習で段ボールベッド組み立て/千葉県旭市

小学生が防災学習で段ボールベッド組み立て/千葉県旭市

 千葉県旭市の小学校で2月26日、地域の防災学習の一環として、児童たちが災害時の避難所で使う「段ボールベッド」を組み立てました。

 段ボールベッドを組み立てたのは旭市立干潟小学校の6年生の児童38人です。

 今回、地域の防災について学ぶため、干潟小学校の学区内の自主防災会の指導を受けながら、地震などの災害時に避難所で使う段ボールベッドを組み立てていきました。

 児童たちは、段ボールをパーツごとに折り曲げたり、強度を上げるための仕切りをはめ込んだりしてベッドを完成させます。そして、実際に横たわると、その丈夫さに感心している様子でした。

 児童たちは全員、旭市にも大きな被害をもたらした東日本大震災の後に生まれた世代ですが、1月の能登半島地震を受け、防災への関心は高まっているようです。

 組み立てた児童は―
 「(Q:段ボールベッドは知っていた?)能登半島地震のときテレビの取材で見たことがあります。災害のときは自分が中心となって段ボールベッドを作れるような存在になりたい」

 「硬そうだと思っていて横たわってみたら意外と寝られるかなと思った。もし災害が起きたときに段ボールベッドなどを作ってみて少しでも楽に生活できればいいなと思います」

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