外国人、コロナ禍前の97% 関西空港の1月概況、訪日客回復

 関西エアポートが26日発表した1月の関西空港の運営概況(速報値)によると、国際線を利用した外国人旅客数が、コロナ禍が本格的化する前の2020年1月比で97%の138万5691人だった。インバウンド(訪日客)需要の力強い回復が鮮明となった。

 日本人も含む国際線旅客数は84%の171万4822人だった。国際線と国内線を合わせた旅客数は前年同月比59%増の221万6821人。うち国内線はほぼ横ばいの50万1999人だった。

 大阪(伊丹)空港の旅客数は4%増の110万8951人、神戸空港は3%増の26万577人だった。3空港合計の国内線旅客数は、20年1月比で88%だった。

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