河井夫妻の大規模買収事件をめぐり、元県議の有罪判決が確定しました。
元県議の佐藤一直被告(49)は、河井克行元法務大臣から妻・案里元議員を当選させるための報酬として現金30万円をうけとった罪に問われ、1審で有罪判決を言い渡されました。
佐藤被告は無罪を主張し広島高裁に控訴しましたが、棄却されていました。
広島高裁によりますと期限の22日までに検察と佐藤被告の双方が上告しなかったことから、罰金20万円・追徴金30万円の有罪判決が確定しました。
佐藤被告は5年間の公民権停止となります。
有罪が確定したのは正式裁判となった地方議員ら12人のうち4人目となります。