《囲碁ジュニア本因坊戦群馬大会》手塚さん(栃木・宇都宮豊郷中)が初優勝 伊勢崎四ツ葉中等の藍沢さんが準優勝

優勝した手塚さん(右)と準優勝した藍沢さん

 小中学生らが囲碁の腕前を競う「第27回クレスコ杯ジュニア本因坊戦関東地区群馬大会」(群馬少年少女囲碁協会など主催)が25日、群馬県伊勢崎市のナルセグループ伊勢崎市民プラザで開かれた。県内外の児童生徒12人が真剣勝負を繰り広げ、栃木・宇都宮豊郷中1年の手塚壮吾さんが初優勝、伊勢崎四ツ葉学園中等教育学校1年の藍沢里乃さんが準優勝した。

 リーグ戦が行われ、手塚さんは4戦全勝の強さを見せた。 群馬大会で県外からの参加者が優勝するのは初めて。手塚さんは全国大会に進む。

 手塚さんは「危ないところもあったが、勝てて良かった」と話し、全国大会に向けて「自分の出せる力で最善を尽くしたい」と抱負を述べた。

 中学生以下の日本一を決める全国大会(毎日新聞社主催)は3月16、17の両日、東京都内で開かれ、全国22地区大会を代表する32人が出場する。群馬大会の棋力認定戦は24日、同プラザで開かれる。

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