掛田小児童とフラッグフットボールで交流 社会人アメフトPentaOceanパイレーツ 福島県伊達市

フラッグフットボールを体験する児童

 社会人アメリカンフットボールチームでXリーグ所属のPentaOceanパイレーツの選手らは22日、福島県伊達市の掛田小を訪れ、フラッグフットボールで児童と交流した。梅田一夫監督、コーチ、選手ら7人が訪れた。

 2013(平成25)年から東日本大震災の被災地支援活動として実施。今回は新型コロナ禍の影響で5年ぶりに行われた。市内の建設業利根川組の利根川靖幸社長が五洋建設社員時代、パイレーツ前身のチームに所属していた縁もあり、同チームを招いた。

 フラッグフットボールは腰に付けた旗を取ることでタックルに代える。梅田監督は「選手と一緒に学び、この競技の楽しさを体験してほしい」と呼びかけた。約160人の全校児童が低、中、高学年に分かれ、選手らの指導を受けた。チームを組んだ児童は、守りを振り切ってタッチダウンする練習などに取り組み、体育館を元気に走り回った。

(県北版)

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