福島第一原発の処理水について、東京電力は、28日から4回目の海洋放出を開始すると発表しました。
去年8月に始まった処理水の海洋放出は、これまでに3回行われ、およそ2万3400トンが放出されました。
3回目の放出終了後、配管やポンプなど、放出設備の点検が行われていて、東京電力は28日から4回目の放出を始めると発表しました。
東京電力によりますと、これまでに処理水放出によるトラブルは確認されておらず、周辺海域のモニタリングではいずれも基準値を下回っています。
東京電力は「最大限の緊張感をもって取り組んでまいりたい」としています。