石原愛依「五輪切符取りたい」 パラ競泳にも出場、代表選考会へ

練習後、取材に応じる競泳女子の石原愛依=26日、神奈川県大和市

 競泳女子でパラ大会にも出場している神奈川大4年の石原愛依が26日、神奈川県大和市で練習を公開し、3月17日からのパリ五輪代表選考会に向け「専門とする200m個人メドレーと200m平泳ぎで代表切符を勝ち取りたい。届かない範囲ではない」と抱負を語った。

 2021年秋に視野が狭くなる原因不明の症状を発症。来月はパリ・パラリンピックの代表選考会にも出る。ただ、まだ病名が確定せず、パラの国際大会出場へ必要な障害クラスの認定を受けられていないことから「パリ・パラの出場は難しい」と述べ、まずは五輪に注力する考えを示した。

 大学を3月に卒業予定で、auFGと所属契約を結ぶことも発表した。

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