尹大統領の支持率が8か月ぶりの「40%台」…与党の支持率は11か月ぶり「野党を上回る」=韓国

「ユン・ソギョル(尹錫悦)韓国大統領の支持率が、8か月ぶりに40%台を回復した」という世論調査の結果が26日発表された。また政党支持率では、与党“国民の力”が約1年ぶりに最大野党“共に民主党”(民主党)を上回った。

韓国の世論調査機関“リアルメーター”が実施した「2月第4週の週間動向調査」によると、尹大統領の2月第4週の支持率は41.9%を記録した。尹大統領の支持率は約8か月ぶりに再び40%台を回復し、1月第4週時の36.2%以降4週連続で上昇し続けている。

不支持は54.8%であった。

一方、政党支持率は与党が43.5%、民主党が39.5%、改革新党が4.3%、緑色正義党が2.1%などと集計された。与党の支持率は前回調査時より4.4%上昇し、民主党は0.7%下落した。また与党の支持率は今回、約11か月ぶりに民主党を上回った。

リアルメーターのチェ・ホンテ上級研究委員は「新年から幾度も民生討論会が行なわれ、地域の民心や首都圏の懸案を聞き取り続け積極的に問題を解決しようとする意志が、大統領の支持率上昇の主な理由だとみられる」と分析した。

また「与党の場合、昨年末におけるハン・ドンフン(韓東勲)非常対策委員長の就任以降、ハン委員長による積極的な政治的・政策的次元のツートラック活動とともに、民主党側の公認候補選出に関する内紛に比べ、相対的に与党の公認候補選出が順調に進んでいることなどが支持率の差に反映している」と説明した。

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