香川県伝統工芸士に新たに4人認定 高度な技と功績を評価

高度な技を持つ伝統的工芸品の作り手だとして、新たに4人が香川県の「伝統工芸士」に認定されました。

26日に香川県庁で行われた認定式には池田豊人知事が出席し、「香川県伝統工芸士」の認定証と盾を4人に贈りました。

伝統工芸士に認定された4人は、「組手障子」や「古式畳」「讃岐かがり手まり」「讃岐桶樽」の伝統的工芸品作りに長年取り組み、その功績が評価されました。

「組手障子」で認定された津賀喜男さんは、高校生対象の体験学習を開くなど、組手障子の魅力を伝えるための活動もしています。

(森本建具店/津賀喜男さん)
「自分自身の技術向上を含め、これから入ってくるであろう後輩たちも含めて、一緒に切磋琢磨しながら頑張っていけたら」

香川県の伝統工芸士の認定制度は1994年度に始まり、今回の4人を合わせて、現在は132人が認定されています。

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