ラ・リーガ初の女性審判員に悲劇 試合中にテレビクルーのカメラと衝突し、顔面流血で救急搬送

写真:ベティスvsビルバオ戦で副審を務めたポラス氏だったが…… ©Getty Images

現地時間2月25日に行われたラ・リーガ第26節のベティスvsアスレティック・ビルバオ戦で、副審が負傷によって試合中に救急搬送されるアクシンデントが発生した。

同試合で副審を担当したグアダルーペ・ポラス氏は、2019-20シーズンからラ・リーガ初の女性審判員として活躍している。しかし、ベティスvsアスレティック・ビルバオ戦の前半13分、ベティスのアルゼンチン人FWエセキエル・アビラが先制点を挙げた直後、ポラス氏にまさかの災難が降りかかる。

アビラのゴールを確認したあと、ポラス氏は試合再開に向けてピッチ中央に戻ろうとしていた。すると、同氏は撮影中のテレビクルーカメラと衝突。頭部に裂傷を負い、意識が朦朧とした状態に陥ってしまった。

スペイン紙『アス』によると、ポラス氏は両クラブのメディカルスタッフによる治療を受け、その後救急車で病院に搬送された。同氏の代わりは、第4審判のホルゲラス・カステジャーノス氏が務めた。

なお、ポラス氏は幸い大事には至らず、病院で傷口を縫合したあとに退院した模様だ。

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