岩崎、初の実戦形式で32球 32歳、今季も抑え有力

フリー打撃に登板し、笑顔を見せる阪神・岩崎=宜野座

 キャンプ終盤に調整の段階を一つ上げた。阪神の岩崎が26日、沖縄・宜野座キャンプで初の実戦形式となるフリー打撃のマウンドへ。久しぶりに打者に対し「感覚を思い出すぐらい」と表情を変えることなく話した。

 森下と前川を相手に、変化球を交えて32球。力感なくゆったりと投げ込んだ。森下の2本塁打など長打も浴びたが、確かめたかったのは自身の体の動き。「左と対戦する時にちょっと体重移動が早かった。そういうところを修正したい」と課題が見つかった。

 2月前半は2軍で調整し16日に1軍に合流。「(沖縄から)帰ってからのコンディション不良の経験もあるので戻ってからも気を付けたい」と足元を見詰めた。

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