【J3開幕戦】カマタマーレ讃岐は引き分けも「マイナスなところを見る必要が全くないゲーム」米山監督は手応え

きのう(25日)サッカーJリーグ・J3カマタマーレ讃岐の開幕戦がホームで行われました。

J3リーグが開幕を迎え、カマタマーレ讃岐のサポーターが「今年こそは」と期待を込めて、ホームで選手らを出迎えました。

(サポーター)
「圧倒的な力、違いを見せつけてほしいぐらいです。めっちゃ点を取ってくれるのではないかなと期待してます」
「去年は最少得点だったので、攻撃力をみんな期待しているので、いっぱい点をとって勝ってくれると思います」

ー期待するのは?
「J2昇格です」

(古川豪太記者)
「昨シーズンは16位と低迷したカマタマーレ讃岐。開幕戦の相手はいわてグルージャ盛岡。J2昇格に向けた新たな戦いが始まります」

新たなシーズンに向け、攻撃力の強化を図ってきたカマタマーレ。1点を先制されたあとようやく攻撃のリズムが整い新加入の技巧派、前川や大型フォワードの大野を軸に果敢な攻めを見せますが、なかなかフィニッシュに持ち込むことができません。

そして後半14分。ドリブルで駆け上がった森の素早いクロスを冨永が前に落として吉田!

米山監督のイメージ通りという攻めで同点に追いつきます。

開幕戦勝利を目指して、その後も攻め続けたカマタマーレ。引き分けに終わったものの、新たなシーズンへの可能性を見せつけました。

(カマタマーレ讃岐 吉岡源太郎選手)
「自分が点を決めるという気持ちが強すぎて、中に入っていたプレーが多かったんですけど、冨永選手がしっかり落としてくれたので、自分は流し込むだけだったので、そこはイメージ通りの形でした」

(米山篤志監督)
「マイナスなところを見る必要が全くないゲームだったと思いますし、上と前とそれだけを見て、また第2節にしっかりと準備して向かっていきたいと思います」

J2昇格への新たな一歩を踏み出したカマタマーレ。次節もホームで昨シーズン3位のカターレ富山を迎え撃ちます。

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