「出荷ゼロは60年70年やってきて初めて」倉敷市真備地区の特産品・タケノコが異例の不作 いったい何が【岡山】

岡山県倉敷市真備地区の特産品・タケノコが、異例の不作です。昨年の雨不足が原因とみられ、きょう(26日)の初出荷は中止となっています。

倉敷市真備地区では、きょうから特産のタケノコの出荷が始まる予定でしたが、生産者が持ち込んだ出荷分は、なんと「ゼロ」でした。

(JA晴れの国岡山 真備筍生産組合 蛭田純司組合長)
「出荷ゼロというのは、僕は今までそれこそ60年、70年やってきて初めてです」

昨年の8月と9月にほとんど雨が降らず、タケノコの成長に必要な水分が不足したため、出荷できる大きさに育たなかったといいます。

(JA晴れの国岡山真備筍生産組合蛭田純司組合長)
「雨が少ないんでやばいんじゃないかな、というような形では思ってたんです。これほどとは思っていなかったですね」

今シーズンも100トンの出荷を見込むものの、厳しいスタートとなった真備のタケノコ。次の出荷日は、3月1日を予定しているということです。

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