【能登半島地震】災害医療チーム・JMATおかやまが活動を報告「デジタル技術を活用して情報共有を」

能登半島地震の被災地に派遣された、岡山県医師会の医師や看護医らでつくる災害医療チーム「JMATおかやま」が、現地での活動を報告しました。

岡山県医師会の災害医療チーム「JMATおかやま」からは、1月19日から2月24日まで12チーム、計48人が派遣されました。

ホテルなどを含む約280か所の避難所を対象に、石川県庁内で支援活動の分担や指示などを担った「JMATおかやま」。特に2次避難所は、プライバシーが守られるものの状態が把握しづらく、被災者が心肺停止で発見された事案もあったといい、定期的な巡回の必要性などが報告されました。

(JMATおかやま 小林孝一郎医師)
「寄り添うことが大事なのではないかな、と思いました。デジタル技術を活用して、情報共有をはかって、より良い保険、医療、福祉の体制を整えていきたいと」

岡山県医師会では、今後も必要に応じて医師を派遣できる体制を整えていきたいとしています。

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