公明党・石井啓一衆院議員登場!池田大作名誉会長死去の影響は?山口那津男代表は続投するの?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。

2024年2月23日に公開された動画ではゲストに公明党衆院議員の石井啓一氏をお招きし、公明党の展望について語っていただきました。

池田大作名誉会長死去の影響とは?

【このトピックのポイント】
・公明党は約3000人の議員ネットワークを活かし結党理念「大衆とともに」を実現するために活動を続ける
・池田大作氏死去の際は石井氏も支援者も冷静に受け止めていた
・山口那津男氏の代表続投は未定。石井氏は幹事長として次期衆院選に全力を尽くす

石井氏のプロフィールは以下の通りです。

東京大学を卒業後、技術職として建設省に入省した石井氏。公明党の幹部から声をかけられたことをきっかけに、それまで全く考えていなかった政治の道に進むことになりました。

1993年、中選挙区制最後の年に初当選を果たし、以降はずっと比例区で戦ってきた石井氏ですが、次期衆院選では初めて小選挙区での立候補が予定されています。

その意気込みについて石井氏は「自分の名前を訴える選挙をやるという意味ではやりがいがある」と語りました。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして石井氏に回答していただきました。

結党59年 今後どうなる?

2023年11月に創価学会の池田大作名誉会長が95歳で亡くなり、2024年1月30日には「お別れの会」が東京都内のホテルで開かれました。

池田氏の存在について聞かれた石井氏は公明党の歴史に言及します。公明党は1964年11月に「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」という立党精神のもとに結党。池田氏はその創始者でした。

MC鈴木邦和「色んな政党さんの結党の理念ってあると思うんですけど、個人的には1番格好いいと思っています」

当時は経済界を中心に支持を集めた自民党と、労働組合を中心に支持を集めた社会党による2大政党制でした。その中で中小企業の労働者をはじめ、両党の支持者の枠組みから外れ、なかなか政治に意見を届けられずにいた人たちがいます。

石井氏は「そういう人のために戦う政党はいないか、という声に応えてできたのが公明党だと自負しております。それが池田名誉会長が示していただいた『大衆とともに』という立党精神のなかに如実に表れている」とコメント。現代においても通用する理念だと続けました。

また、石井氏は国会議員・地方議員合わせて公明党に約3000人の議員が在籍している点に言及。そのネットワークを活かし連携を取りながら民衆の声を受け止め問題解決につなげるといった日々の活動を通して理念の実現に努めてきたことを語りました。

その礎を築いた池田氏が亡くなり、今後の公明党にどのような影響が出るのか論じるメディアもありますが、石井氏はどのように捉えているのでしょうか。

石井氏は「池田会長が亡くなられたときは支援者の皆さんも非常に冷静でいらっしゃいました」とコメント。ここ十数年表舞台に出ていなかったこともあり、石井氏自身も落ち着いて受け止めていたとのことです。

その上で「我々は結党精神を引き継いで活動の中で実践し、創始者の示していただいた公明党の姿を堅持することで、支援者の皆様の期待に応えていきたい」とコメントしました。

11月には公明党は結党60年を迎えます。それに向けたイベントの予定を問うと、石井氏は未定とのこと。次期衆院選にかぶる可能性を指摘しつつ「60周年よりも選挙が重要」と笑いながらコメントしました。

さらに、9月には山口那津男代表の任期が9月に満了を迎えます。山口氏続投の可能性について問うと、総選挙の時期を踏まえた上で山口氏がどう考えるかがポイントであるとし、明言を避けました。

後任には候補として名前が挙がる石井氏ですが、そのことについては「全く何も決まってない」と石井氏。「幹事長として山口代表を最大限支えて党勢拡大、次の衆院選の勝利を目指していきたい」と語りました。

動画本編はこちら!

9月に山口代表が任期満了!代表選挙実施の可能性は?

選挙ドットコムちゃんねるは毎週火曜日から日曜日に公開!

ぜひ高評価とチャンネル登録をよろしくお願いいたします!

© 選挙ドットコム株式会社