住所晒され「お葬式のパンフレットが届いたり...」 家族系YouTuber、被害告白も「子どもの顔出し」継続の理由

家族系YouTubeチャンネル「レッチャンネル」が2024年2月23日に動画を投稿し、19日の動画でプライバシー侵害などの被害を報告したところ、今後の「子どもたちの顔出し」について視聴者から心配の声が寄せられたとし、現在の考えを明かした。

レッチャンネルは妻・レッチさんと夫・ダディさん、5歳長男と3歳長女の日常を動画にしており、10万超の登録者を集める。

「子どもたちの名前でお葬式のパンフレットが届いたり...」

レッチャンネルは19日に「最近まで裁判をしていたお話をさせていただきます。」という動画を公開していた。動画コメント欄やネット掲示板の書き込みで本名と住所を晒されたとし、民事裁判を起こしていたと報告するものだ。

開示請求を行ったところ相手は見知らぬ人だったというものの、同時期には「子どもたちの名前でお葬式のパンフレットが届いたり、お墓のパンフレットが届いたり」や自宅が事故物件として登録される被害にも遭ったとのこと。

レッチさんは「凄く怖い思いもしました」という一方、「私たちも争いたいわけではなかったので、すごく心が痛む期間ではありました」と振り返る。「私たち以外でも活動している方とかたくさんいらっしゃる中で、プライバシーの侵害とか誹謗中傷とか、そういうのはやめていただきたい」とも呼びかけていた。

レッチャンネルは23日になって「今後の活動について。」という動画を投稿し、先の動画のコメント欄に、子どもたちの顔出しに関する心配の声が寄せられたことを報告。

レッチさんは子どもの顔出しについては以前から定期的に話し合っていたと明かしつつ、今回、改めて夫婦で話し合いをしたとする。結果、「すぐに子どもたちの顔出しをやめるということはしない方向性でやっていこう」と決めたという。

ダディさんは一番の理由を、「子どもたち自身がいま楽しんでYouTubeをしている」と説明。親としても、保育園以外の時間は基本的に一緒に過ごしているため、「危険からは守ることができるという判断」だといい、小学生や中学生など、親の手を離れる時間が多くなったタイミングで子どもたちと相談する予定とのこと。

ダディさんは、「(子どもが)顔出しをやめたいって言ったらやめさせるし、続けたいって言うのであれば、親としてそれはサポートしてあげたいなっていうのが今の僕たちの考え方です」と伝えた。レッチさんも「安全面をより強化して動画を撮っていけたら」と意気込む。

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