笑いあり涙あり!? 「はっけよーい、のこった」 巨大紙相撲の真剣勝負【長野・東御市】

東御市の恒例イベント、巨大紙相撲大会が開かれました!子どもも大人も真剣勝負の熱い戦いが繰り広げられました。

個性が光る巨大紙相撲の力士。

■「はっけよーい、のこった」

全力でたたいて!全力で応援!勝負の行方はいかに!?

何とも強そうな色に大きな翼、「エレメントドラゴン丸」。初出場の東御市と小諸市の3家族です。

■エレメントドラゴン丸チーム
「羽が付いている方がかっこいいと思った」
■カメラマン
「きょう何を目指す?」

「優勝!」

そしてこちらは…

■めいちゃん山チーム
「赤ちゃんの力士をイメージしてガラガラとミルクを持っている」

おなかには子どもたちが自由に絵を描きました。必殺技は「うるうるビーム」!たいき親方の得意技です。

■カメラマン
「親方、いくつになったんですか?」

■たいき親方の母親
「2歳です」

東御市は「天下無双の力士」と呼ばれた、雷電為右衛門(らいでんためえもん)の生誕の地。大会は2017年の生誕250年にちなんで初開催されました。巨大紙相撲力士は雷電の身長と同じ、197cmです。

エレメントドラゴン丸の1回戦です。対するは暴れん坊の、「はちわれベー太郎」。

■「はっけよいのこった!」

■「ただいまの取り組みはエレメントドラゴン丸の勝ちです」

■エレメントドラゴン丸チーム
「勝てたので、うれしいです」「羽根でバランスを取って、ドーンって」

「めいちゃん山」の1回戦は何度も出場している「くらし湯の丸山」と対戦。

■「はっけよいのこった!」

必死に土俵を叩くのは親方!…ではなくそれ以外のメンバー。親方を抱えたお母さんが片手で参戦します。

■「ただいまの取り組みはめいちゃん山の勝ち」

長い戦いの末見事勝ちました。

■カメラマン
「親方勝利おめでとうございます」

■母親
「勝ちましたよ。勝ったね」

「勝って当然」と言いたげな余裕の表情です。
今大会には23チームが出場しました。地域の遺跡をPRするチームや産業廃棄物処理業者の従業員チームなど、個性豊かです。

■「西 めいちゃん山 東 エレメントドラゴン丸」

2回戦。ここで、この2チームの対戦です。勝つのは大きな翼の「エレメントドラゴン丸」か。それとも赤ちゃんの「めいちゃん山」か?

■「はっきよいのこった!」

今回は、親方も叩いています!

■「ただいまの取り組みは、めいちゃん山の勝ちです」

めいちゃん山に軍配が上がりました。

■めいちゃん山チーム
「勝てるね、勝てそうだね」

■カメラマン
「これで2勝」たいき親方「にしょう!」

残念ながら敗北を喫したエレメントドラゴン丸。その後だんだんと翼が弱弱しくなっていき…2勝2敗に終わりました。

■エレメントドラゴン丸チーム
「負けたーあいつら強い。めっちゃ強くて負けた」

一方の「めいちゃん山」は…

■「第3位めいちゃん山」

第3位!さらにデザイン賞とダブル受賞です。

■めいちゃん山チーム
「とても素敵な企画。来年も出る気満々」

そして…

■「天下無双の称号を得たのはファイヤーゴジラ!」

優勝を果たしたのは袮津小学校の3年生で挑んだ「ファイヤーゴジラ」です。

■ファイヤーゴジラチーム
「みんなと一緒に息ぴったりに叩けたから勝てたと思います」

■破壊王チーム
「一番は子どもたちが大勢集まってくれて、一生懸命叩く、最高にいい。ああもう十分に楽しみました、久しぶりに、子ども心に帰りました」

笑いあり、涙あり。チーム一丸となって本気でぶつかり合いました。

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