宮城県は海上で大しけの見込み 東部では大雪に注意 発達した低気圧の影響

発達した低気圧の影響で、宮城県の海上では26日夜から大しけとなる見込みです。東部では27日明け方から大雪への注意が必要です。

仙台管区気象台によりますと、宮城県は発達した低気圧の影響で風が強くなっていて午後5時までの最大瞬間風速は仙台で17.5メートル、石巻で17.3メートルを観測しました。

海上では26日夜はじめごろから27日夜にかけて大しけとなる見込みで、27日に予想される最大瞬間風速は東部海上で35メートル、東部陸上で30メートル、予想される波の高さは7メートルとなっています。

1月の大しけでは、気仙沼市や南三陸町などでワカメ漁が深刻な被害を受けていて、県は全体の被害額を約18億円と見積もっています。

気仙沼市波路上では、25日夜の風の影響でワカメを刈り取る作業ができず、26日朝のボイル作業が中止となりました。

ワカメ生産者「波でワカメが擦れ合うから葉が取れてしまう。自然にはいくら頑張っても勝てないし」

東部では27日明け方から大雪への注意が必要で、27日午前6時までの24時間に降る雪の量は山沿いで15センチ、平地で10センチと予想されています。

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