天理大学附属天理参考館 企画展「くらしの道具~今昔モノがたり~」

時代とともに変化を遂げてきたくらしの道具を展示した企画展が、天理大学附属天理参考館で開かれています。

企画展は江戸時代から昭和にかけて衣食住の中で使われてきたくらしの道具を中心に紹介するもので、185件を展示しています。米をとぐ羽釜とご飯を保温する容器や、炭火から電気へと変化していくアイロンからは先人たちの知恵や工夫を感じることができます。また、海外の食文化を知ることができるスプーンなどの道具のほか、かつて天理市に存在した大寺院「内山永久寺」のものとされる絹製の夜着という寝具など貴重なコレクションも並びます。

時代の営みを反映して移り変わる道具を知る企画展「くらしの道具―今昔モノがたり」は3月4日まで開かれています。

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