『ポケカ』人気イラストレーター・さいとう なおき氏が、組織的な取り囲みや待ち伏せ被害を報告…高額転売されるサインカード目当てか

『ポケカ』人気イラストレーター・さいとう なおき氏が、組織的な取り囲みや待ち伏せ被害を報告…高額転売されるサインカード目当てか

イラストレーターのさいとう なおき氏が、複数人での取り囲みや待ち伏せなどの被害に遭っていることを自身のX(旧Twitter)で報告しています。

◆レアカードも手掛ける人気イラストレーター

さいとう なおき氏は『ポケットモンスター サン・ムーン』や『ドラガリアロスト』のキャラクターデザインなどで知られるイラストレーターで、『ポケモンカードゲーム』でも数多くのイラストを手掛けています。なかでも「リーリエ(エクストラバトルの日)」や「がんばリーリエ」などはレア度も相まって高額で取り引きされるカードであり、過去にはさいとう なおき氏のサイン入りカードが高額で販売され物議を醸した例もあります。

◆複数人による尾行やサインの強要などの被害に

さいとう なおき氏は2月25日に自身のXで、ここ一年にわたってイベント終わりや移動時間に5、6人に待ち伏せをされ、取り囲まれる事案が多発していることを報告。数十分にわたる尾行やイベントの運営に身分を偽って問い合わせ、さいとう なおき氏のスケジュールを把握しようとするなどの行為があると投稿しています。

これに対してさいとう なおき氏は、これまでサインには可能な限り応じていたものの、しばらく状況が落ち着くまでは、いかなる場合であってもサインを断るとしています。

この投稿に反応する形で、イラストレーターのぬこー様ちゃん氏は「マジで追跡がうまくて狭い路地に入ってもすぐ見つかる。GPSでも取り付けられてるんか?ってくらい。相当慣れてる」と直近の被害を具体的に報告しているほか、作家・編集者の草下シンヤ氏もサインは「1枚ではなく何枚も求めてくることから、純粋なファンではなく転売などのビジネス目的であることは明白」とし、「出待ちや追跡、サインの強要など、迷惑行為は慎んでください」と促しています。

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