テーマパークで「食べ物持ち込み禁止」なのは売り上げ貢献のためだけではない!そのほかの理由とは?

食べ物の持ち込みを許可してしまうと施設内の売り上げが減少してしまう

映画館や野球場、遊園地などのテーマパークでは、食べ物の持ち込みが禁止されていることがあります。

理由として考えられることは、持ち込みを許可してしまうと、施設の売り上げが減少することです。食べ物の持ち込みを許可すると、テーマパーク内に併設されている飲食店の利用者が少なくなるため、禁止されているのだと考えられます。

ただ、一定量のドリンクや子どものおやつなど、一部持ち込みが許可されているケースがあります。

ほかにもあった「食べ物持ち込み禁止」にしている理由

テーマパークで「食べ物持ち込み禁止」である理由は、売り上げ貢献のためだけではありません。食べ物の持ち込みを禁止する別の理由について、ご紹介します。

衛生上の問題があるため

野球場などの施設では、衛生上の観点から、食べ物の持ち込みが禁止されているケースがあります。

ただし、熱中症対策などの健康への配慮から、水筒またはペットボトル1本程度の持ち込みは、許可されている場合があります。このほか、あめやガム、小さな子どものためのおやつが許可されていることもあります。

施設によって、持ち込みができるものとできないものが異なるため、来場前に各公式サイトで確認しておきましょう。

ほかの来客に迷惑がかかるため

施設管理運営の妨げにならないように、食べ物の持ち込みが禁止されていることもあります。施設管理が不十分だと、ほかの来客の迷惑につながるおそれもあります。

来場している人たちが気持ちよく過ごせるように、施設のルールを守りましょう。

食事制限がある場合は食べ物の持ち込みができることがある

食物アレルギーなどの食事制限がある場合に限り、弁当などの持ち込みを許可している施設もあります。

一部のテーマパークでは、電子レンジを設置しているレストランがあり、係員に申し出ることで、持ち込んだ食べ物を食べることが可能です。

無断で食べ物を持ち込むとどうなるの?

食べ物に限らず、禁止されているものを施設内に持ち込んだ場合は、係員が見つけ次第回収・破棄されることがあります。

施設によって、入場前に手荷物検査を行っている場合があります。持ち込みが禁止されているものは、入場前に処分をするか、最寄りのコインロッカーなどへ預けるようにしましょう。

ただコインロッカーは、数に限りがあったり設置されていなかったりする場合があるため、施設の公式サイトなどで事前確認が必要です。

食べ物の持ち込みは施設のルールに従おう

映画館や野球場、遊園地などの施設では、一般的に食べ物の持ち込みは禁止されています。その理由は、施設内にある飲食店への売り上げ貢献だけではなく、衛生上の問題があるからです。ただし、熱中症対策や食物アレルギーなどの事情により、一部食べ物の持ち込みが許可されている場合があります。

持ち込みできる飲食物は、ペットボトル1本程度といった一定の基準が設けられています。施設によって、持ち込みができる飲食物の基準・内容が異なるため、事前に公式サイトで確認しておきましょう。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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