DS、ファッションから着想を得たDS3“エスプリ・ド・ヴォヤージュ”を導入。自動車界初のChatGPTも実装へ

 全長4120mmのコンパクトなボディを持つDSオートモビルの優雅で快適なコンパクトSUV『DS3(ディーエス・スリー)』に、ファッションブランドが新作を発表するコレクションから着想を得て、フランスのオートクチュール(高級仕立て服)の息吹を吹き込んだDSコレクションモデル“Esprit de Voyage(エスプリ・ド・ヴォヤージュ)”が登場。2月21日より販売が開始されている。

 取り回しに優れたBセグメントのサイズ感ながら、ひとクラス上の上質感を漂わせる“The art of refinement(洗練の芸術・技巧)”をテーマとしたDS3に、特別色のペブルグレーを基調とした明るく上質な室内空間と、新デザインのLEDヘッドライト、さらにフォーカル社製スピーカーを特別装備したエレガントな一台が導入された。

 ブランドの真髄でもある“サヴォア・フェール(匠の技)”を一層際立たせるこのDSコレクションモデルは、第1弾として『DS4』と『DS7』にも設定されたもので、今回のDS3はその第2弾に位置付けられる。

 DS3エスプリ・ド・ヴォヤージュのインテリアには、明るいペブルグレーのナッパレザーがシート各所やダッシュボードおよびドアドリムに配され、より明るく上質な空間を演出。さらにフランスが誇るハイエンドオーディオブランドから“フォーカル・エレクトラ・サウンドシステム”を採用し、車内はクオリティの高いサウンドで満たされる。

 また新規採用のフルLEDヘッドライトは、3つの長方形モジュールで構成される新デザインにより大胆でシャープな印象を与え、フロントフェイスを精悍に引き立てるシャイニーブラックのDSウイングとシャイニーブラックのサイドウインドウモール、そして彫刻的な美しさが際立つ18インチアルミホイール“KYOTO(キョウト)”を特別装備している。

明るいペブルグレーのナッパレザーがシート各所やダッシュボードおよびドアドリムに配され、より明るく上質な空間を演出
新規採用のフルLEDヘッドライトや“エスプリ・ド・ヴォヤージュ”装備として、ステップガードや特別加飾のドアミラーハウジングも

■日本市場での『ChatGPT』導入は4月中旬以降を予定

 さらに“エスプリ・ド・ヴォヤージュ”モデル共通の装備として、専用フロアマットとともにダッシュボードおよびフロントドアのステップガードに、DSデザインスタジオの拠点であるパリから広がる旅路をエンボス加工で表現。エクステリアではレーザーエッチング加工で施した“エスプリ・ド・ヴォヤージュ”の意匠を纏う特別加飾のドアミラーハウジングや、左右のフロントドアにも同ロゴのバッジが特別装備されている。

 パワートレインは1.5リットル直列4気筒クリーンディーゼルのBlueHDi(130PS/300Nm)となり、ボディカラーにはクリスタルパールとグリプラチナムの2色を設定。価格は504万円(税込)となっている。

 また、DSオートモビルは2023年秋に欧州主要5か国で『ChatGPT』を最初に試験導入した自動車ブランドとして、世界初となるChatGPTの標準装備を実現。音声認識機能と組み合わせて車内で生成AIを楽しむことを可能とする同機能が、試験導入により音声認識の利用が50%以上増加したことを受けての措置で、3月から出荷する“DS IRISシステム”を装備するモデルにおいて、18か国および13の言語でこの機能がインストールされる。

 同機能はコネクト・プラス・パッケージの一部として提供され、モデルに応じてパッケージ内には、コネクテッドナビゲーション、リモートコントロールおよびeリモートコントロール、コネクテッドアラーム、センド2ナビ、さらにEVトリップ・プランナーまたはeルートも含まれることとなり、日本市場での導入は4月中旬以降を予定。DS3、DS4、DS7、そしてDS9の全モデルが対象となっている。

パワートレインは1.5リットル直列4気筒クリーンディーゼルのBlueHDi(130PS/300Nm)を搭載する
ChatGPTの日本市場での導入は4月中旬以降を予定している

・DS3“エスプリ・ド・ヴォヤージュ”公式サイト:https://www.dsautomobiles.jp/models/ds3/ds3-esprit-de-voyage.html

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